経過
[2020.8.22]
コショウ病の治療中のマルちゃん。
起きてから、1/3くらい残してた薬のお水の残りを薬浴水槽に入れる。
これで、グリーンFクリアーの規定量になった。
見た目には元気。糞もしてた。
少ししてからマルちゃんの様子を見ると、何か尻ビレのさきっちょからピロっと白いものが出てる……。
そしてその白いものに似たものが、水槽の底にも落ちてる。
なんかこれネットで見たことあるぞ……、、、
と思って調べると、イカリムシ病がドンピシャ…。。。
コショウ病の上に、イカリムシ病も併発って、もうどうしたら……
調べると、イカリムシ病は成虫が身体についてしまっていたら、早急にピンセットで「取る」べきだという。
イカリムシはやっかいなことに卵には薬が効かず、卵から孵った幼生のときだけ薬が効いて駆除ができるらしく、そのため少し長めのスパンが薬剤の駆除でかかるらしい。
どうしようと、今全身に広がってるコショウ病をどうにかするのが優先事項だと思ったので、とにかく成虫のイカリムシを身体から引き剥がして、コショウ病の治療が終わった後で、イカリムシの駆除にかかろう。と考える。
こんな色々な寄生虫に一気に取り憑かれてしまうっていうのは、マルちゃんの免疫が落ちていて、寄生虫の絶好の的になってしまっているからなんだろう…。
少し浅めの容器にマルちゃんを移して、捕まえようとするうちに一部が千切れる。意を決して、マルちゃんを網で上げて、ピンセットで患部を取る。
ピンセットが水草レイアウト用に使ってたロングピンセットしかなくて、先が丸くて使いにくかったのもあって、掴むというより、その部分をこすり取るみたいな感じになって、とりあえず大部分を除去。
頭まで取れたのか自信がなかったけれど、これ以上は無理そうだったので、マルちゃんを水槽に戻す。
除去した部分はヒレがちょっと裂けてほろほろになってしまった…。。。
陸揚げのショックで、しばらく右側の胸ビレが動かなくなってしまって心配したけど、少ししたら普通に泳げるようになってた…。。ごめんね。。
薬浴水槽には即席で背面と、左壁面は黒いスクリーンを付けてたけど、身体に負担がかかっているので、壁面は全部タオルで覆って、暗所で休んでもらうことにする。
コショウ病もイカリムシ病も続くと、なんだかエサを豊富にもらっている熱帯魚って、寄生虫にとっては良い苗床なんだなーって思う。自然界と違って閉所にいて取り付きやすい?だろうし。
金魚鉢にぶちこんでたソイルやら水草やらフィルターやらはそのまま使おうかと思ってたけど、コショウにイカリムシと寄生虫がわんさか湧いてたわけだから、もうこれは一旦リセットしよう、とソイルは捨てて、フィルターは真水で洗う。
水草も変えようかと思ってちょっと迷ったけれど、そのまま使うことにする。
水槽に水草たちを再度セット。
あと、昨日薬浴水槽の浅い水深で使って壊れたかもと思ったヒーターのテストをしてみる。薬浴水槽と同じくらいの水深にすると、やっぱりゆだる。
ヒーター壊れちゃったのかな…と思いつつ、水深深くしたところで稼働させたら、ちゃんと動いた!
壊れてなくてよかったけど、ヒーターってある程度水深ないとちゃんと稼働しないのね…自分の無知さ(泣)
夕方、マルちゃんの様子を見る。観察のためライトつけてみると、、、なんかヒレについてるコショウが減ってる、、、、!!!!!
一昨日の夜。
今日の夜。
尾ひれも尻ビレも背ビレも全体にコショウがまぶしてあったようになっていたのが、ヒレの先の方はコショウがなくなってる。
ちょうどコショウが身体から乖離するタイミングに、グリーンFクリアーが間に合ったってことかな?!
一昨日やった塩浴ももしかしたら良かったのかもしれない。。。
薬浴初めて3日目くらいにならないと効果の有無は見れないかなって思ってたから、こんなすぐに改善が見られて嬉しい……!!!
あと、イカリムシを除去したヒレのさきっちょは、驚くことに、ほろほろになってたヒレがもうくっつきはじめてる。マルちゃんの治癒力の高さに驚きつつ、けど、くっついてる部分が少し赤く滲んでいて、先っぽは白く濁る感じになってる。見た目としては、尾ぐされ病に似てるけど、イカリムシの先っちょがまだ生きててダメージを与えてるのか、どっちか判別できず。
コショウにイカリムシに尾ぐされ病に。色々続いてほんとに怖いけど、コショウ病が少し改善のきざしをみせてきたのが本当に嬉しい…!
改善のきざしが見えてくると、マルちゃんの強さを感じる。
今日のエサは、昼に6粒、夜に3粒。
夜には薬浴水槽が結構においがしてくる。明日には水換えしよう。
あと、今5Lくらいになってる(塩浴開始時に6Lくらいだったけど、コショウのシスト除去で底掃除してたら5Lまで減ってしまい、薬浴への切り替え時に一気に新しい水入れるのが怖くて、1/3水換えのみで水量を変えなかった)けど、明日は水換えと一緒に水量を増やす。