ベタのマルちゃん備忘録日記

ベタのマルちゃんとの生活備忘録

鱗の剥がれ落ち

[2020.10.25]

換水中、ふと水槽を覗くと、ヒレをぴったりと身体につけておやすみリーフでうなだれているマルちゃんに気付く。

両方の胸ビレがショックで動かないみたいに身体にピッタリくっつけて、背ビレも身体にくっつけて畳んでいて、目が虚ろでこちらに何も反応を示さない・・・。

明らかに体調が悪いというのが見てとれて、ヒーターの周りに白いものが散らばっているのに気付いて、尾かじりをまたしちゃったんだと思って即注水を止める。

いつも水槽の前に行くとお休み中でもヒラヒラと水槽の前面に出てくるのに、おやすみリーフから微動だにしなくて、表情も虚ろ。

 

水換えは、フィルター掃除時で少し飼育水を使ってたから元のお水は8Lくらいで、2L弱抜いて3.5Lほど新しいお水を足そうとしていた。

新しいお水は昨日アクアセイフでカルキ抜きしてマジックリーフを入れて一晩おいといたもの。

水温が思いの外低くて、お湯で26度まで上げて注水した。(追加したお湯の分のアクアセイフも念の為追加で入れた)

お水は一秒に3~4滴ぐらいのスピードで、普段と同じくらいのペース。

1Lとか入れた時点ではマルちゃんはまったく嫌がる様子もなくて、こないだの水質測定で水道水とブラックウォーターの飼育水がほとんどpHの違いがないことも確認していたし、あまり心配せず注水していた。

不調に気付いたとき動転してて、この新しい水はダメだってすぐ捨てちゃったから何L入れた時点で不調に気付いたかはっきり覚えてないけど、多分2L〜2.5Lくらい入れた時点で気付いたと思う。

 

排水してた2L弱(1.8Lくらい)をバケツに残してたから、急いで古い水をプラケースに移して、エアレーションをかけて加温。

加温しようとして予備のプリセットオートヒーター10を稼働させたけど、なかなか水温が上がらなかったから水槽に使ってたヒートナビ80を引き剥がしてプラケースで無理やり水温上昇に使った。

あまりにも焦ってバタバタ水を動かしたから、マルちゃんがおやすみリーフから少し出てきて泳いだから畳んでて見えなかったヒレを見ると、尾ヒレの裂けがひどくなったりはしてない。

身体を見ると痛々しいほど鱗が剥げて、背ビレが裂けてしまっているのにそこではじめて気付く。

ヒーターの周りに散らばってた白いものは、尾ひれが裂けたものじゃなくてマルちゃんの鱗が大量に落ちたものなんだということをやっと理解する。

ヒーターの周りに散らばったマルちゃんの鱗は全部で何十という数で、20~30枚、あるいはもっと剥げてたと思う…。

 

水換えの途中で一気に身体の鱗が落ちる、なんて症状聞いたことなかったから、何が起こってるのかまったく理解できなくて、とにかく古いお水にマルちゃんを戻した方が良いと作業を急ぐ。

 

プラケースのお水の温度が上がったら、網でマルちゃんを捕まえて、水槽からプラケースに移ってもらう。

 

プラケースに移った後は、少しずつ胸ビレが動くようになっていって、表情も少し元気が出てきて、背ビレもピンと立つ瞬間も出てくる。

 

プリセットオートヒーター10は馬力がなくて、26度からスタートした水温は24度まで落ちたけど、その後24〜25度をキープしてくれている。

保温力に不安があるので、プラケースの四方向を発泡スチロールで覆う。(水温計のところだけ開けておく)

 

特に頭部〜胸ビレまでの間と、背びれの付け根あたりの鱗の剥げがひどくて頭部は赤みを帯びてる部分も散見される。尻ビレの付け根も剥げたらしく充血が見られる・・・。

 

痛々しい身体だけど、元の水に戻ったら調子が戻ったらしく、普通にヒレを広げてヒラヒラ泳いで、エサを探すそぶりも見せる。

食べられるなら食べて体力つけてもらおうとひかりベタを1粒2粒とあげていって、結局5粒あげてしまった。全部完食。

 

原因は換水しかないわけだけど、思い当たるのはブラックウォーターの濃度が水槽のお水と新しいお水とで違った、という点しか思いつかない……。

ブラックウォーターの換水って、濃度管理は慎重にした方が良かったのかな……。

もっとゆっくり注水していった方が良かったかな……。

 

こんな急激に鱗が剥げる症状というのは聞いたことがなくて、調べたけどそれらしい情報も出てこず……。

鱗が剥がれるというと、エロモナスしかそれらしい症状がヒットしない。

何をどうしたら良いかわからないけど、明日家族に頼んでエロモナス菌に効く薬を買ってきてもらう予定。。

 

今手元に使える薬がないので、できることは塩を足すことだけで、1粒ずつゆっくり溶かして取り急ぎ今日は2粒溶かす。明日あと2粒溶かす予定。

 

古い飼育水が2Lしかなくて、今すごく水量が少ない状態になってしまっているけれど、ブラックウォーターの濃度変化を出すのが怖くなっていて、明日から足し水もして良いのかどうか悩む。

明日朝まで、マルちゃんの体力が持つのかどうか、、、、、、。

 

薬購入してきて、薬入のお水へ水合わせして直接入れるまで、あまり触らない方が良いかもしれない…。

 

薬の候補は以下。

 

1.グリーンFゴールドリキッド

2.観賞魚用パラザンD

3.グリーンFゴールド顆粒

 

▽参考

熱帯魚の感染症・エロモナス菌による病気と症状、薬、治療法とは

エロモナス菌を吹き飛ばせの巻 | 魚たちに振り回されろ日記

http://www12.plala.or.jp/poo_san/tie/unchiku_5_a.html