ベタのマルちゃん備忘録日記

ベタのマルちゃんとの生活備忘録

鱗の剥がれ落ちから一夜明けて

[2020.10.26]

朝起きてプラケースを覗きに行くとエサを催促するマルちゃんの姿が目に入る。

 

鱗が剥がれて背ビレは切れてて痛々しい姿だけど、エサをねだる姿や、背びれや腹ビレをピンと立てて尾ヒレ・尻ビレもふんわり広げて泳ぐ姿は普段通りのマルちゃんに戻っていた。

 

午前中は在宅だったので、間隔を開けて塩タブレットを2粒追加で溶かす。

 

食欲ある様子が見られたので、鱗を復活させる栄養にと1時間おきぐらいに1粒ずつエサをあげて午前中で3粒ほどエサをあげる。

 

エサやりのときの大興奮のジャンプもするようになってて、姿が痛々しいこと以外は普段のマルちゃんと変わりない様子になってる。

 

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午前中、家族が近所のお店に買いに行ってくれたけど、魚病薬がのきなみ売り切れになってると連絡が入る。

 

コショウ病の治療をした8月のときには、そのお店に主要な薬の各種在庫あるのを確認してたから、手に入るものだと思っていて思いがけないことに焦る。

 

聞くと、コロナの影響で製造がストップしたりしているとのことで、発注をたくさんかけているけどなかなか品物が入らないらしい・・・。

日本動物薬品さんにもコロナの影響が出ているとは・・・・・・。

 

ネットで検索すると、グリーンFゴールドリキッドも観パラDもグリーンFゴールド顆粒もチャームさんでは売り切れになっていて、amazonでは購入はできるけど届くのが2~3日後で、即日配送できるものは小型水槽ではちょっと容量が多すぎて値段も高いものしかなかったりする。

 

できるだけ早く手元に薬が欲しかったので、私が見つけたものでは唯一、楽天の通販で観パラD 30mLが即日配送してもらえる出品があったので、急ぎポチる。

後ほどメールが届いて、明日朝には商品が届くらしい。ありがたい・・・。

 

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今日は職場で送別会が企画されてたので、マルちゃんのお世話はしたくてたまらなかったけど、後ろ髪引かれる思いで出かけて夜遅く帰宅。

 

マルちゃんは一人でお留守番してるとき尾かじりしちゃったりするから、なんとなく気になって寂しくないようにテレビと電気つけて家出た。(笑)

 

帰ってきて様子を観察すると、不安定に裂けてた背ビレは完全に2つにわかれちゃってて、腹ビレの片方の先っちょは切れてしまってた。

けど、鱗がさらに落ちるということはなくて、ガサガサだった胸ビレ周りとか顔周りは鱗が剥がれた部分がうっすらとピンク色を残して少し滑らかになった印象。

尻ビレの付け根も引き続きうっすらピンク色の充血が見えて、それらの様子から初期の赤斑病のような状態に見える。

 

こんな痛々しい身体をしながらも、朝よりさらに元気で私を見るとプラケースの壁に突進してきてエサの催促を激しくする。

 

食欲あるのはとても嬉しい。体力つけて欲しい気持ちもあって、1粒あげる。

 

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マルちゃん自身がもっと元気がないとか、食欲がないとか、動きが緩慢とかいう様子だったら、積極的に薬浴・塩浴が必要だと思うけれど、マルちゃん自身は元気だから、換水だけでもしかしたら外傷を治すことはできないかな・・・・と考えはじめている。

 

エロモナス症がこんなにも一気に進行するものなのかどうか、いまいちピンときてないけど、今一番症状として近い赤斑病に絞って治療法を再度ネットで検索してみた。

 

赤班病の原因はこんなに色々とあります - 金魚飼育マニュアル_木苺共和国

熱帯魚、金魚等の病気や不調の治療!各症状に薬、塩の話など! | 熱帯魚なめんな!アクアリストぷれ子と愉快な仲間たち

 

濃い赤色が出てしまうと、重症の赤斑病になるけれど、ピンク色程度の充血ではまだ軽度の赤斑病とされてる。

 

あと、今回の事故の原因は、水質が不安定(長期間の塩浴直後で、バクテリアも育ってなかった状態)な中で、頻繁な水質変更をしたこと(フィルター掃除から数日後だったこと/塩浴が終わりかけでブラックウォーターに変更して、さらに濃度の違う水同士での換水をしたこと)が原因だと思う。

 

上記サイトでは、水槽立ち上げ初期の段階でお魚が調子を落とすことはありがちなことで、「水槽の水がきちんと出来上がる」ことを最終的な着地点として、長期的な視線で水を作っていって、お魚を良い状態に持っていくことを目指す、という視点もまた必要だと語られてたりした。今すぐどうにかしようと塩浴や薬浴すると、安定した水質のお水ができずに問題をずっと抱え続ける結果になる可能性があると・・・。

 

コショウ病の治療のときは、寄生虫を倒す、という目標に向かってしっかり薬で寄生虫を退治するというのが治療の流れだったけど、

細菌系の不調や病気だと、付き合い方がまたちょっと違うのかもしれないと思い始める・・・。

 

コショウ病のときは本当に体調悪そうに一日中水槽の底にいたりヒレがぴったり閉じてぐったりしたりしてたけど、今は鱗は大量に剥がれてる状態であるものの身体自体は元気そうなので、そういうマルちゃんの様子を見ても、薬を使うのはもしかしたらちょっと性急なのかなと考えている。

 

まぁ、昨日のぐったりしたマルちゃんの様子にびっくりして、塩はしっかり入れちゃったんだけど・・・。

 

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色々なことをつらつらと考えていて、水草の水槽にマルちゃんに入ってもらうように、今後計画を立てていった方が良いのかもしれない、と考えが行き着いてきてる。。

 

エビちゃんたちが暮らしてる水草の水槽は、水質測定した際、弱酸性の軟水ができてることは確認済みだし、マルちゃんにとって適切な水質に近付いてるのは間違いない。

 

イカリムシは時期的にはもう撲滅できてると考えて良い、、、と思うし、不安定な水質の場所にマルちゃんをずっと入れ続けるリスクの方がイカリムシ残存のリスクより高いと考えはじめてる・・・。

 

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症状の観察のためにも、マルちゃんの様子を写真撮った方が良いと思うけれど、どうしても撮る気持ちにならなくて、一枚も写真を取ってない。

コショウ病のときはコショウの粉が小さすぎるから、写真で撮って拡大して観察するために撮ってたけど・・・