再び尾かじり・・・
[2020.10.21]
仕事から帰ってきてマルちゃんを見たら、まさかのおヒレが再びボロボロに・・・。
マルちゃん!おヒレがボロボロですよ・・・!
前回(尾かじり・・・ - ベタのマルちゃん備忘録日記)尾かじりをしてしまってから1ヶ月が経って、その間再度尾かじりすることはなかったからもう大丈夫そうかなと安心したところで、、、まさかの再び尾かじり。
前回よりも広範囲にかじってて、不安定になってる先っちょの軟条はこの先切れちゃうだろうから、多分全体的に尾ヒレが短くなる感じになっちゃうんだろうなぁ。
原因は、昨日やったフィルター掃除(水作エイトの掃除 - ベタのマルちゃん備忘録日記)しかないなぁ。。。
掃除したといってもエビちゃんの水槽のフィルターに比べてそんなに汚れていなかったし、マルちゃんにとって大きな環境変化にはならなそうかなと思ってたからまったく予想しなかった。マルちゃんにとっては不快だったらしい。。。
そんな変化あったかな、、、?と水槽のお水のニオイをかいでみると、フィルター掃除前にしてたニオイ(ウールマットが醸し出すニオイ?)がかなり薄まってた。綺麗になった感じがするけど、マルちゃんにとってはストレスになったみたい・・・。
ウールマット洗いすぎちゃったかな・・・・・
マルちゃん自身は元気そうで、ヒレはボロボロながらいつも通りエサを催促してヒラヒラ泳ぐ様子は変わらない。
元気そうだし食欲あるのは良いけど、傷口から感染症とかにかからないかが心配。。。
感染症対策の意味で、前回はヒレが治るまで塩浴をしたけど、この1ヶ月間ずっと塩浴してきてさらに塩浴期間を伸ばすというのはどうなんだろうと思う…。
尾かじりしてからこの一ヶ月間の経過を見てて、ヒレの回復は結構安定して復活するのがわかったし、塩浴ではなくて、これからやる予定だったブラックウォーターでヒレの回復を見守るのも良いかもしれない、と考える。
ブラックウォーターも殺菌作用があるみたいだし、外傷からの感染症予防に意味がある気がする。
▽ブラックウォーターについては特にこちらのサイトを参照。
ブラックウォーター~ちょっと気になるメダカ飼育のバリエーション~ | 続メダカ飼育
メリット・デメリットがたくさん列挙されててとても参考になった。
ブラックウォーターでマルちゃんにとってより過ごしやすい環境で、かつ感染症予防もできて、あと塩浴中はバクテリアの繁殖が阻害されてたけど、ブラックウォーターであればそういうことはないからバクテリアを増やすことも狙えるから利点も多い気がする。
今水槽のお水は残量塩タブレット3.5粒分くらいで塩の濃度はかなり低くなってきてる。今週末あたり換水後にマジックリーフを入れてみようかなと思ってたけど、もはや前倒しで初めてみようかな・・・と考え中。
というか今日の時点ですぐマジックリーフ入れたかったけど、夜寝てる間にマルちゃんが嫌がる様子があったらそれを見過ごす可能性があるのが怖くて、明日ちょうど在宅勤務だし明日マジックリーフ入れてみようと。
あとマルちゃんって尾かじりするとき一人(一匹)で留守番してるときにするなぁ。。前回もそうだったけど。
誰もいなくて静かだと気が紛れなくてかじっちゃうのかな・・・?
私が帰ってきて電気が点いて人影がウロウロしてると、気が紛れるのかいつもどおりヒラヒラ泳いだり、エサを催促したりしてて尾かじりする雰囲気はない。
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ウールマットをゆすぐだけで尾かじりを再びしてしまう、というのはきっかけとしてはちょっと些細なもののように思えるから、そもそもの環境がマルちゃんにとってあまり良くなくて、フィルター掃除をきっかけにして我慢ができなくなったということなのでは、と思って水質を調べてみることにする。
まずは6in1。
硝酸塩・亜硝酸塩はほぼ検出されず。
ソイルの入ってるエビちゃんたちの水槽に比べて硬度が高く出る。
あとはpHもエビちゃんの水槽より高いらしくて試験紙はオレンジ色になる。
続いて試薬(テトラテスト ペーハートロピカル試薬(5.0-10.0)(淡水用)pH | チャーム)でのpH測定。
お水の採取のために計測用のケースを水槽に入れるとマルちゃんがぴょんぴょんジャンプして向かってきてなかなか落ち着いてお水が採取できない・・!
で、採取したお水に試薬を垂らすと、みるみる青くなる。。。
どちらかというと酸性に傾きすぎるのはちょっと心配してたから青くなるとは思わず、意表を突かれる。
えっ。。。
結果は、8.0〜8.5くらいあるぞ・・・。
弱酸性〜中性の飼育が基本のベタさんに、このpHはきついんじゃないかと。
なんでこんな高くなるんだろうと念の為水道水のpHも試薬で計測してみる。
写真だとわかりにくいけど、マルちゃんの水槽よりも少し淡い青色になる。7.5~8.0の中間で7.5寄りな感じ。
水道水がそもそも弱アルカリ性に傾いてるらしい…。
塩を入れるとpHは上がる(参考にしました→http://toyoama.jp/killifishes/killi-4.htm「何故?塩を飼育水に塩を使うのか」)らしいので、水道水が弱アルカリ性+pHを上げる塩が溶けてるためpHが高くなっているのだと思う。
調子は戻ってきてるのに泡巣を作るようなそぶりがまったく見られなくて、なんでだろうなぁとぼんやり思ってたけど、この環境がマルちゃんにとって良くなかったんだなぁ・・・とやっと認識する。
水槽のお水を少なくとも中性まで戻すように、少しずつ調整していった方が良さそうかな・・・。
マジックリーフ入れれば弱酸性のお水作りが狙えるし、流木をそのまま投げ込んでも良いし、、何かしら明日から少しずつ試みてみたいと思う。
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pH測定したりしてマルちゃんにとって良い環境とは・・・?!って考えてて、はたと思ったのが、こないだ計測したエビちゃんの水槽の水質(換水×2/エビちゃんが早くも脱皮・・・ - ベタのマルちゃん備忘録日記)。あれってマルちゃんにとって理想的な水質なんじゃん?!と気付く。
中性が好きなエビちゃんにとっては少し酸性に傾いてるのが気になってたけど、弱酸性はベタの適する水質としてよく言われるし、硬度が低くて軟水なのもマルちゃんにとっては良いのだと思う。
まぁ、もともとマルちゃんにとって最適な環境作りのためにソイルを選んでいくつか流木を入れたりしてたから、マルちゃん好みの環境ができてるのはある意味当然ではあるんだけど・・・。
▽こちらの方のサイトで、ベタは軟水が適するとの紹介されてる。
イカリムシの再発はないし、そろそろ大丈夫と判断して、マルちゃんを水草の水槽に移すのも一つの手だなと。
けどそうすると、色が若干赤みを帯びてて調子を心配してるエビちゃんたちとマルちゃんを対面させて、仮にマルちゃんがエビちゃんたちを追いかけ回すようなことがあったら一晩でエビちゃんが力尽きるのでは・・・という恐怖があって、じゃあすぐマルちゃんをエビちゃんたちのいる水槽に入れよう〜とはすぐ言えない。。
ともかく、殺菌作用とかの期待もあるし、まずはブラックウォーターでヒレの治療をしてもらって、その間にマルちゃんの住処をソイル+水草のある環境にする方法を改めて考えてみよう。。
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エビちゃんはフィルター掃除後も特に調子を落とさずに過ごしてるみたい。
帰ってきて水槽見たら横になってるエビちゃんが見えて、なんだと思ったらモスマットの下が気になるらしく、身体を横にして手を延ばして鉢底ネットの下を探ってた。(笑)
しばらくゴソゴソしてから、満足したのか諦めたのか通常通りの姿勢に戻った。(笑)